2013年11月4日月曜日

テクノロジー

ヨーグルトの内蓋をはがすと
内側がすごくキレイだった。
「買ってきて傾けたりしなかったのかな? ラッキー」と思ったけど
「いや、傾けたはずだ。なぜだ??」
内蓋をヨーグルトにくっつけてもぜんぜんこびりつかない‥。
よく見ると、「こびりつきにくい」とラベルに書いてある。
どんなテクノロジーか分からないけどすごいなぁ!

「もしや」と思って、水滴を落としたら見事に弾いてる。
水が球体になっている!

2013年10月13日日曜日

顔の見えるものづくり

5年近く前に買った革のジャケット。

思い切って手に入れたそれは、
憧れやブランドではなくMade in Japanのものだった。


買ったそのジャケットは、1人の職人さんが1着を最後まで仕上げるもので
内ポケットの中に印鑑を押してある。

そのレザー職人が独立し、福岡でSHOPを開いたという事を訊いて
そのお店を訪ねると、驚きの顔で迎えられた。
どうも、その方の知り合い以外では初めての「お客」だったらしい。

数年使ったジャケットの具合を愛おしそうに眺めて、
袖の内側を見て少し微笑んでいたので、なぜかと訊くと、
「オーダーメイドじゃない製品を作るときにはメーカールールがあるけど

譲れない部分は、それぞれの職人が独断で縫い方を変える」とのこと。
数年使ってもほつれていない縫い目を見て

「自分は間違っていなかった」と思えるそうだ。
作ったモノに関しては、ずっと面倒をみていきたい、とも言われていた。

 自分が職人を辞めることで、困る人もいることを考えると
 作りつづけることに、責任をもたないといけない

と言い、笑って見送ってくれた。


2013年10月9日水曜日

ザリガニ

エビやロブスターは食べた事があるけど、
ザリガニは食べた事が無かった。
たまたま行った場所で、ザリガニを選べたので
モノは試しと、食べることに。
「マズくても経験やし!」



早速、この塩漬けの茹でザリガニの殻を
外して身をとろうと思ったけど、
ものすごく殻がカタイ!
やっとの思いで殻を外してレモンをかけて
食べたら、、、。

う〜ん、、ワイルドな味、、。

エビの薄い味に慣れてたら、
この強烈な味にビックリするかも。
(調理次第では、さらにワイルドな味かも)

でも、決して食べれないモノではありませんでした。
というか、結構美味しいかも。。


昔、ロシアの民謡アニメで「せむしの仔馬」って映画があって、
ラストシーンでザリガニを調理するシーンが
あったけど、子どもながらに「ザリガニ食べるのかよ!」と
思ったような記憶が。
けれども、ドブに棲みついているようなのは食べたくないなぁ、、。

、、というか、養殖地を知らないから平気なのか!?
 

2013年10月3日木曜日

GoPro HERO3 Black edition

全天候アクションカム、
GOPRO HERO3を購入!

SONYなどと悩んだけど、
アクセサリーの豊富さと
i-pod touchへWiFi転送で
フレーミングが確認でるようなので、
GOPROをチョイス。
使い倒すのが楽しみ〜!

2013年9月30日月曜日

GW-5600J replace


みんなが持っているこのフィリピン製のカシオは
丈夫で安い(電波ソーラーなら、狂わない止まらない)
ことで最高に無敵な腕時計。
しかし、ポリウレタン?だからか
G-SHOCKのご多分に漏れず 経年劣化(加水分解)でヒビが入ってきた。

ベルトの輪っかは一度交換したけど、
外装一式が安く手に入ったので交換することにした。
そもそも本体は中古で4,000円程度で買って、
ベゼルとベルトのセットは3,000円だったので
本体を買った値段に近かったから少し悩んだけど、
愛着もあったので、一新することに。

交換した結果、
見た目が新品になって、相当気持ちいい!
決してG-SHOCKが一生モノの時計とは思わないけど、
充電電池がダメになるまで、
止まらない・壊れない・狂わない の夢の時計は、
まだしばらくは自分の腕で駆使されるはず。

こんなことで幸せになれるのも、ある意味幸せだなぁ


そういえば、僕が小学生の小僧だった80年代後半、
ディスカウントストアでG-SHOCK(DW-5600C)を
ただのダイバーウォッチとして売っていた。
僕はその200M防水のデジタル時計よりも、
数字で勝る、300M防水の腕時計をお年玉で買ったけど、
取扱説明書に
>裏蓋にShockResistと書かれてる時計は、
 オートバイやチェーンソーなどの振動にも
 耐えられるように設計されています
と書かれていて「そっちの方が良かったなぁ」と
G-SHOCKを買えば良かったと後悔したものでした。

下のが当時買った80'sデジタルウォッチ!
今見るとコレもレトロでなかなか良いかも。

あとでちょっと調べると、モデル名がDW-310と判明。
これって、映画ハートブレイクリッジでクリントイーストウッドが
腕に付けてるじゃないの(笑)!

2013年9月26日木曜日

400年の重み

焼きもので有名な、佐賀県(西松浦郡)有田町は、
遙か昔、朝鮮半島から連れてこられた陶工が窯元をつくったことで
形成された街だと伝えられています。

近くに焼きものに適した粘土(陶石)があったのと、
焼きものを火にかける窯(登り窯)を作るのに適した山と
十分に使える水源があったため、
しばらくたつと、ここで焼きものを作って美しい絵を描き
遠いお客へ器を受注してくる行商も、ここに拠点をかまえるようになりました。
大名への献上と、欧米での高い評価を背景に、
北部九州の山谷にある孤立した、小さな工業地帯は
素晴らしい意匠・デザインを誇る家々が連なる町並みとなり、今に至ります。

21世紀の今日では、
往年の賑わいは年に2回の陶器市に集約されてしまっていますが
土と空、水と炎だけの世界で日本人が真剣に物作りを考え、
果てた空気、その名残を感じることができます。

中洲の写真

久しぶりに投稿しようとすると、
いつか、何か書こうと思って
下書きしていたデータが残っていました。
この写真だけが残っていて、タイトルが「海から川へ」、、。
微妙なタイトルだし自分がこれで何を書こうとしていたのか
分からないのが可笑しくて、なんとなく残したいと思いました。

ちなみにこの写真は福岡の中洲。
7月27日のバーベキューの帰りの写真で、特に意味はありません。

2013年7月22日月曜日

日本酒で乾杯

はじめの一杯はビール

というのがあたりまえな感じがしますが
どうして最初の一杯がビールなんだろうと
少し疑問に思うことがありました。
はじめの一杯をビール以外でしたら、どんなだろう?
と考えると、なんだか「大人っぽい」雰囲気になりそう。

あまり上品に呑むような機会はありませんが、
憧れる「大人」のイメージのひとつは、
そんな、しっとりしたものだったりします。
 
肥前びーどろという美しい手作りのガラスの酒器から
注ぐ、お酒のイメージです。
日本酒にしては注ぎすぎでした。。

2013年6月20日木曜日

Zine

この前「Forester Pass 13153ft」で、
ジョンミューアトレイルのことを書いて懐かしかったのでせっかくだから、

佐賀のPERHAPS GALLERY|パハプスギャラリーで開催される
10zine in Saga に向けて、
このトレイル旅についてのZineを制作することにしました。 

まさか個人の旅日記なんて買うはずがないとおもいますが、
300yen 10冊のみの展示としました。

創りながら旅の気分が盛り上がって、
当時の自分に会うために、同じ場所へ行きたくなりました。
2001年夏、君はどこで何をしていた!?(←アメグラ風に)



10zine vol.3.
日時:2013年6月22日(土)〜6月29日(土) 11:00〜19:00

PERHAPS GALLERY|パハプスギャラリー
www.perhapsgallery.net



2013年5月29日水曜日

Why don't you ?



May be tomorrow , I'll take a different road ?

こうやってちょっとしたことで
世界が広がっていく瞬間って大好きです。

とくにこれは、バイクならではの世界ですね。

2013年4月24日水曜日

Forester Pass 13153ft

フォレスター峠 4,009m
自分が高校生の時、作家の加藤則芳さんがREIのフレームザックを背負って
アメリカの「ジョンミューアトレイル」を旅するという番組がNHKで放送された。
ジョンミューアの存在も初めて買ったシエラカップを通じて知っていたけど、
ヨセミテからキングスキャニオン〜マウントホイットニーまで続くトレイルが
ジョンミューアの功績を讃えて作られていたことは知らなかった。
この頃はインターネットの海外通販やアマゾンも無かったので、
REIから英語のガイドブックを取り寄せたりして、数年夢を膨らませていたけど、
あるきっかけから、

そのスタート地点とゴールのマウントホイットニーを歩く機会に恵まれた。
ちょうど、同時多発テロの数日後だった。


ここは、ジョンミューアトレイルの峠で最高所にある、フォレスターパスを
少し下った山道。荷物を背負ってひとりで歩くこの峠道は感動的だった。

2013年4月19日金曜日

クワガタの子ども

ずいぶん暖かくなったからか、
昨日、 外の植物の中にクワガタの子ども(?)が
隠れているのを見つけました。
いろいろ動き回らずにちょっとおびえた感じ。
今朝見たらどこかに出かけたようです。
もう居ませんでした

2013年4月8日月曜日

Japan MX

全日本MX選手権へコースサポートクルーとして参加しました。
自分の仕事とは全く関係がないんですが、
毎年参加し続けてもう10年余り。
 今年は突然の暴風が全国的に吹き荒れていて
北西の風による上昇気流によって4月としては異常に寒く、
震えながらのレース進行でした。

この、コースオフィシャルの仕事は、
転倒車両や故障車両などが発生した場合に
フラッグを振ることで、他のレーサーに注意をする内容で、
安全に、定刻通りレースを進めるための重要な存在。

大雨による無線の故障や雨によってできた轍や50cmもの深さの泥で
今回も大変な2日間でした。

2013年4月5日金曜日

AMERICAN LOCK


金属でできたモノが好きで、
その中でも特に気に入っていたのが
この南京錠(パッドロック)。
写真のAMERICAN LOCKのロックは、
削りのエッジや内部構造、バランスや質感
シリンダーを回したときのスムーズさや、
解除したときのクリック感と、
反動のでかさなど、銃の国ならではというか
他のと比べられないくらいクオリティが高い。

このロックは相当ヘビーなもので、
車のトランクやリヤゲートに(後付けで)
つけられてたりしているのを見たことがあります。
金物屋さんで同じモノを買いましたが
$50.00ほどだったろうか。

これに、クリプトナイトの極太ワイヤーを組み合わせると
自転車泥棒のやる気が失せるほどのロックが完成。
ただ、ワイヤーロックとパッドロックだけでも
相当な重さだし、背負うか腰に巻くか、バッグに入れても
大荷物になってしまうので、結局あんまり使わなかったなぁ。。

2013年4月3日水曜日

90's NY

昔、ニューヨークに住みたかった。

昔の写真を整理していてその中から、
Walter De MariaEarth Roomが出てきました。
これは、Soho地区にある永久保存されたギャラリーで、
部屋の中に土が目一杯、敷き詰められているもの。
当時、美術が好きだった自分にとってとても印象深かったです。
近くに「Broken kilometer」という、1kmの長さの真鍮の棒を
切って永久保存で並べてあるギャラリーもありましたが、
これは工事中か何かの理由でいけなかった記憶があります。
ともかく、こういったものがそのまま保存されるNYアート界の
土壌や寛容さなどが素晴らしいと感じました 。

はじめて訪れたのは10代の終わりでしたが
コンパクトな中に色々なものがギュッと詰まっているダウンタウンの中で
へとへとになるまで歩き回る内に、
いつのまにか飲み込まれていた、街の「自由・寛容さ」は、
ずっと自分の中に強烈な印象として残っています。

Walter De Mariaは世界中に壮大なアートプロジェクトを
残していますが、メキシコの雷が落ちるという作品は
ぜひ見に行ってみたいです。

2013年1月22日火曜日

棚じぶ漁体験

昨年末の取材で、有明海の伝統漁を体験できる「道の駅鹿島」へお邪魔させてもらいました。
「棚じぶ漁」は有明海沿岸の独特の漁法で、福岡県柳川市あたりから有明海沿岸を囲むように行われていたといいます。

大きな網を水面に降ろし、しばらく待って引き揚げるだけの漁だけど、印象がホントに「ゆるい」感じ。釣りみたいに竿を振るようなアクションも無く、ただ綱を降ろしてぼーっと待つだけ。

取材の時は、知らないおじさんや通りすがりの旅行者まで興味津々でやってきました。僕はおじさんに「縄を持っててください」と手伝いを頼んで、説明や撮影などの手配をしてたら「かかりましたよっ!」とさっきのおじさんが興奮して呼びに来た。
動画にあるように、大きなボラの一種の魚が捕れました。他にも透明なエビも。これは説明されるまま、そのまま口にいれてみたら甘くて美味。

撮影の時は相当獲れたけど、こんなに獲れるのは稀だとか。


次は山の方ヘ移動して、農家民泊体験の撮影。ステキなご主人でした。

 田舎ってやっぱりいい!



佐賀県観光連盟
観光情報 さがコレクション vol.43


ad : sutekichi works
photo : studio momo
text : mineoka hiroko


2013年1月19日土曜日

仕事で長崎に打ち合わせに出かけたとき、久しぶりに大きな船を間近で見ました。
漁船ではない大型船を近くで見ると、不思議な気分になる。
小さい頃、水に浮かんでいない船を見ると、どうしても鳥肌がたった。
特に大きくて錆びている船が、海から離れた地面に置いてあると、
恐ろしい気持ちに。。

2013年1月11日金曜日

革の電話ケース

いいかげんにスマートフォンをと思うけど「インターネットができないとやばい!」というようなことがそれほど無い事と、小さい文字を見るのがあんまり好きではないので、いまだに携帯電話を使ってます。去年の11月に1週間携帯電話を紛失していて、実家の犬小屋のうしろに雨の中落ちていたのを父親が見つけてくれた。最近の携帯電話は防水性能がしっかりしているからか、充電端子カバーを犬が引きちぎっていて端子が見えていても、壊れなかったのには驚いた。最初はダメかもしれないと思って同じ電話機と予備電池を買ったけど、1ヶ月以上使えているから問題ないみたい。
友達に電話を無くした話をしたら、無くさないようにと革のケースをくれた。
無くしたと思ってあきらめていた特徴の無い携帯電話が、傷だらけで戻ってきて、しかも友達が愛用していた革のケースに包まれて、自分の愛用品になりました。



2013年1月5日土曜日

おみやげ

東京からのおみやげでステキなお菓子をいただきました。
中味も美味しくいただきましたが、なによりパッケージが秀逸。
「ステキ!」

2013年1月4日金曜日

New Kicks

寒くなると無性に外に出たくなる。
夏よりも秋〜冬の方が活動的になるのは冬生まれだから?
数年愛用してきたナイキのトレッキングブーツ(同じのを2足!)のソールが剥がれてきたので、色々悩んだあげくサンダルメーカーのKEENのブーツを購入。お店の人からは「柔いからテント泊の山歩きにはやめた方がイイよ」と言われたけど、このブーツの名前(オレゴンPCT)のPCTの意味が「Pacific Crest Trail」という憧れのトレイルという事を知って即購入。道具を買ったら使いたくなるもので、シリコン系の防水処理を施して早速、久住の大船山へ。
この日は80Lのザックに18Kgの荷物だったので、さすがにもうちょいソールが固い方がいいかな?とも思えたけど、KEENはつま先が広くて具合が良かった。これからどんどん使い込んでいって、ボロボロに馴染ませるのが楽しみ。。 世界の滅亡が無かった記念??

2013年1月3日木曜日

カメラのメンテ

【20121205】
2年前に新品で購入したカメラ。データを開いていくと、どうも画像一部にシミがついてる。センサーを振動させてもブロアで吹いてもなんだか心許なかったので、中古で買ったカメラも含めて、せっかくだからとニコンのサービスセンターに持ち込んだ。中古のやつはグリップのゴムが剥がれかけてたので部品を購入。ゴムが剥がれてても機能には関係ないけど気分がスッキリ。新型はホワイトバランスとかの性能は良いんだろうけど、使い慣れたカメラは気分がイイ。新しいレンズを奢ってやりたくなるけどボディよりも高価だからうーん 厳しい。。

去年の今頃


20121210】
「去年の今頃って何してたかな」と考えることがあるけど、自分は日記を付けないので、過去の画像データを見るとその時どんな感じだったか分かる。
写真は博多の街中ちょうど去年の今頃、博多の飲食店を取材してて急な変更の連絡があったことを思いだした。
週末の夕方に修正連絡が入り、週明けには提出しなければならないというタイトなスケジュールで文章の変更をライターにつないで、写真の変更は急すぎたので自分が行くことになった。
謝りの電話を入れ、3時間かけて移動、忙しくない時間まで待ってからの撮影だった。
常に一生懸命のつもりで仕事をしてるけど、それがお店の方に伝わったみたいで、
取り組む姿勢を評価してくれたのが嬉しかった。

フリーペーパー


【20121122】
以前働いていた会社でお付き合いさせてもらっていた東京の本屋さん。デザイン書を送ってもらって、買いたい本を手元に残して送金するという不思議なやりとりが続いている。
でも、デザイン書は一冊壱万円からと高く、そんなに頻繁には買えない。そんなデザイン書に紛れて、関東で出回っているフリーペーパーを箱いっぱいに大量に送ってくれたのには驚いた。でも、最近の無料出版物ってホント充実してるなぁ

蓮の絵


【20120922】
先輩の好意で阿弥陀さまの蓮の絵を描かせてもらいました。
だいぶ前から頼まれていたんですが、ようやく完成!
追われていた夏の間は、常にこのことが頭に浮かんでいましたからだと思います。
昔描いていた事を思い出しながらでしたが、なかなか難儀でした。

また描きたい。。

七生報国

【20120527】
Absolute loyalty to one's country. < 七生報国
何度生まれ変わってもこの世(自国)に報いること。
このマークは菊水紋という楠木正成の家紋で、天皇から菊紋を与えられたが、
恐れ多いと水の流れで菊の紋を半分隠したという逸話が残る。
楠木正成の最期に残した言葉「七生報国」の意味は、戦士の精神を表すものだ。
この名刺はかつてはパイロットだった自衛隊員のもので、その精神を受け継ぐために小隊のロゴとしても使用したという。
決して日本だけのものではない「One's country」それぞれの国への忠誠。
いままで、家紋についての逸話について考える事はなかったけど、その隊員から根底に流れる内容を聞くに従い、僕なぞがこの図版を使う(作る)ことは恐れ多いほどの、家紋に流れるバックボーンがあるんだと思った。
この家紋は十分美しいものだと思うけど、これだけでは少し近寄りがたい雰囲気を醸し出しているので、英文をポイントで入れることで、少し柔らかさとデザイン性を入れました。

Magic stove

【20120601】
先日、撮影の小道具として用意したSVEA123R(オプティマス123)。 
最近はアウトドアショップにも置いていないけど、コンパクトで信頼性の高いガソリンストーブの代名詞だったという。
バックパッキングというものに興味があって、リュックを担いでぶらぶらするのが好きだった高校時代、「遊歩大全」という1969年初版の本に出会った。当時は欲しくてもすでに絶版だったので、コンビニエンスストアで600ページもある、活版印刷の本を全ページコピーしたものだ(懐かし〜)。その中で、これに勝るストーブは今のところ無い、と著者のコリンフレッチャーは書いていた。
90年代にはもっと軽くて安全で便利な製品が溢れ、実際にこのストーブをハイキングに持ち出す事は無かった。でも、味わいは抜群で、一連の火を付ける儀式を行った後「シュッシュッ」と不安定な炎を出す様は、人が作った製品だけど、どこか、ストーブにも魂があるような気を起こさせた。(熱くなって触れないとか、ガソリンが漏れるとか、自分にはなかなか扱えなかったけど、、。)
パシフィッククレストトレイル(PCT)、コンチネンタルディバイドトレイル、アパラチアントレイル、数千キロの長い山道を歩くという希望は、このストーブが象徴となり、11年前、PCTのハイライトであるジョンミューアトレイル(の一部)を歩くという夢の実現となった。

米米


【20120521】
梅雨が近づくと水田に水が入り、カエルの声が響いてくる。
時期的にはかなり早いけど中山間部の水田では、この時期、ぼちぼち田植えが始まる。
先日、田植えイベントに参加させて頂き、幅15cmほどの畦(あぜ)を歩きまわった。
この日は、一般参加のイベントだったので田植えの機械が入らず、人の手だけで苗を植え、
大人の笑い声や子どもの奇声が涼しい風の抜ける谷にこだました。
大人は終わった後のビールとバーベキューに、子どもは泥遊びに夢中。
残念ながら飲めなかったけど、田舎っていいなぁ、。と田舎に住んでいるにもかかわらず改めて実感。
種から育った苗床からはがされ、人の手で暖かい泥の中に植えられた苗。
大勢の足跡が残る水田の中で、今のこの瞬間も少しずつ根を広げ、成長している事を考えると
自分が植えていないにもかかわらず、成長を確かめにもう一度行きたくなる。

coffee PKG

【20120516】
ある打ち合わせで、ライターさんからコーヒーのお土産を頂いた。同じ県内で売っているパッケージだけど、
お茶葉の袋を思い起こさせる秀逸なデザイン。福岡から近い三瀬にあるそうなので、ぜひ行ってみたくなった。
いかんよなぁ〜 ネットでばかり買い物したら、、と反省。
これを作ったデザイナーさんが、これを訊いたら嬉しいだろうなぁ。
そんな、人を動かす「力」のあるものを作りたいと思った。
どうもありがとうございます!

pencil

【20120515】
最近、1年間使っていた名刺をリニューアルしようと思い、鉛筆を手にしてハッチングすること数時間。
無心で手を動かして書き進めると学生時代に必死になって描いた記憶が蘇り、懐かしい気持ちになった。
木炭に比べて鉛筆は、線が細いためストロークを多くしないと、遠くから見ても印象が弱いものになる。
油絵を描いていた僕はデッサンに関しては木炭メインだったけど、
ボタッとした墨のような木炭デッサンに比べて繊細なイメージの鉛筆画が僕は好きだった。
無心になって描いてもあんまり進まない鉛筆デッサンは、必死になって描いた後、気付かないうちに出来上がってみえたものだ。
ハイキングに例えれば、必死に登って振り返ると、はるか遠い眼下に歩き始めた谷間が見える感じだろうか…。
そういえば、高校や美術予備校では人それぞれに好みの鉛筆があったと思う。
Faber-Castell、MitsubishiのHi-uni、STAEDTLERがメインどころだっただろう。
すべて高級品で1本200円以上したものだった。
僕はキレイなブルーとギリシャ神話のマルスのロゴが好きでステッドラー派だったけど、
先輩から「日本人ならMade in Japanやろうもん(だろうが)!」と言われ、
あずき色のハイユニを借りて使ったら、意外と書き味が滑らかで気持ちよかった。
それは、漆のような濡れたような塗装で樹脂の飾りがついた日本の最高級鉛筆。カッターで削る際も滑らかで高級感を味わえる。
ただのuniじゃなくてHi-uniじゃなければ味わえない。
久しぶりに高校生の時に使っていて、なかなか捨てられない、ステッドラーの鉛筆を引っ張り出したくなった。

ランチ

【20120514】
外出したので、以前から気になっていた茶屋で団子汁をいただいた。
鹿島市にある茶屋「のみの郷」さん で絶品だんご汁を食べて以来のマイブーム。
今回は、、う〜ん、75点(失礼)。

杯で池を満たすには

ちょうど半年前、Webページを開設して、忘却録のようなページ(nakashima noteとsoejima note)を作りましたが、独自にBlogを作成したため、ページ変更機能がうまくいかず、途中でアップできなくなってしまいました。そこで、過去の投稿をまとめて引っ越しすることにしました。アップした日付が別になるんですが、忘却録なので日付はそのままにします。

【20120513】
不定期にメモ書きや気になった物事を記入していきたいと思います。
以前、大先輩に「杯で池を満たすにはどうする?」と質問された記憶がある。
その答えがトンチ的なものだったか覚えていないけど、僕は「注ぎ続ければいつかは満ちる」と答えた。