2013年1月22日火曜日

棚じぶ漁体験

昨年末の取材で、有明海の伝統漁を体験できる「道の駅鹿島」へお邪魔させてもらいました。
「棚じぶ漁」は有明海沿岸の独特の漁法で、福岡県柳川市あたりから有明海沿岸を囲むように行われていたといいます。

大きな網を水面に降ろし、しばらく待って引き揚げるだけの漁だけど、印象がホントに「ゆるい」感じ。釣りみたいに竿を振るようなアクションも無く、ただ綱を降ろしてぼーっと待つだけ。

取材の時は、知らないおじさんや通りすがりの旅行者まで興味津々でやってきました。僕はおじさんに「縄を持っててください」と手伝いを頼んで、説明や撮影などの手配をしてたら「かかりましたよっ!」とさっきのおじさんが興奮して呼びに来た。
動画にあるように、大きなボラの一種の魚が捕れました。他にも透明なエビも。これは説明されるまま、そのまま口にいれてみたら甘くて美味。

撮影の時は相当獲れたけど、こんなに獲れるのは稀だとか。


次は山の方ヘ移動して、農家民泊体験の撮影。ステキなご主人でした。

 田舎ってやっぱりいい!



佐賀県観光連盟
観光情報 さがコレクション vol.43


ad : sutekichi works
photo : studio momo
text : mineoka hiroko


2013年1月19日土曜日

仕事で長崎に打ち合わせに出かけたとき、久しぶりに大きな船を間近で見ました。
漁船ではない大型船を近くで見ると、不思議な気分になる。
小さい頃、水に浮かんでいない船を見ると、どうしても鳥肌がたった。
特に大きくて錆びている船が、海から離れた地面に置いてあると、
恐ろしい気持ちに。。

2013年1月11日金曜日

革の電話ケース

いいかげんにスマートフォンをと思うけど「インターネットができないとやばい!」というようなことがそれほど無い事と、小さい文字を見るのがあんまり好きではないので、いまだに携帯電話を使ってます。去年の11月に1週間携帯電話を紛失していて、実家の犬小屋のうしろに雨の中落ちていたのを父親が見つけてくれた。最近の携帯電話は防水性能がしっかりしているからか、充電端子カバーを犬が引きちぎっていて端子が見えていても、壊れなかったのには驚いた。最初はダメかもしれないと思って同じ電話機と予備電池を買ったけど、1ヶ月以上使えているから問題ないみたい。
友達に電話を無くした話をしたら、無くさないようにと革のケースをくれた。
無くしたと思ってあきらめていた特徴の無い携帯電話が、傷だらけで戻ってきて、しかも友達が愛用していた革のケースに包まれて、自分の愛用品になりました。



2013年1月5日土曜日

おみやげ

東京からのおみやげでステキなお菓子をいただきました。
中味も美味しくいただきましたが、なによりパッケージが秀逸。
「ステキ!」

2013年1月4日金曜日

New Kicks

寒くなると無性に外に出たくなる。
夏よりも秋〜冬の方が活動的になるのは冬生まれだから?
数年愛用してきたナイキのトレッキングブーツ(同じのを2足!)のソールが剥がれてきたので、色々悩んだあげくサンダルメーカーのKEENのブーツを購入。お店の人からは「柔いからテント泊の山歩きにはやめた方がイイよ」と言われたけど、このブーツの名前(オレゴンPCT)のPCTの意味が「Pacific Crest Trail」という憧れのトレイルという事を知って即購入。道具を買ったら使いたくなるもので、シリコン系の防水処理を施して早速、久住の大船山へ。
この日は80Lのザックに18Kgの荷物だったので、さすがにもうちょいソールが固い方がいいかな?とも思えたけど、KEENはつま先が広くて具合が良かった。これからどんどん使い込んでいって、ボロボロに馴染ませるのが楽しみ。。 世界の滅亡が無かった記念??

2013年1月3日木曜日

カメラのメンテ

【20121205】
2年前に新品で購入したカメラ。データを開いていくと、どうも画像一部にシミがついてる。センサーを振動させてもブロアで吹いてもなんだか心許なかったので、中古で買ったカメラも含めて、せっかくだからとニコンのサービスセンターに持ち込んだ。中古のやつはグリップのゴムが剥がれかけてたので部品を購入。ゴムが剥がれてても機能には関係ないけど気分がスッキリ。新型はホワイトバランスとかの性能は良いんだろうけど、使い慣れたカメラは気分がイイ。新しいレンズを奢ってやりたくなるけどボディよりも高価だからうーん 厳しい。。

去年の今頃


20121210】
「去年の今頃って何してたかな」と考えることがあるけど、自分は日記を付けないので、過去の画像データを見るとその時どんな感じだったか分かる。
写真は博多の街中ちょうど去年の今頃、博多の飲食店を取材してて急な変更の連絡があったことを思いだした。
週末の夕方に修正連絡が入り、週明けには提出しなければならないというタイトなスケジュールで文章の変更をライターにつないで、写真の変更は急すぎたので自分が行くことになった。
謝りの電話を入れ、3時間かけて移動、忙しくない時間まで待ってからの撮影だった。
常に一生懸命のつもりで仕事をしてるけど、それがお店の方に伝わったみたいで、
取り組む姿勢を評価してくれたのが嬉しかった。

フリーペーパー


【20121122】
以前働いていた会社でお付き合いさせてもらっていた東京の本屋さん。デザイン書を送ってもらって、買いたい本を手元に残して送金するという不思議なやりとりが続いている。
でも、デザイン書は一冊壱万円からと高く、そんなに頻繁には買えない。そんなデザイン書に紛れて、関東で出回っているフリーペーパーを箱いっぱいに大量に送ってくれたのには驚いた。でも、最近の無料出版物ってホント充実してるなぁ

蓮の絵


【20120922】
先輩の好意で阿弥陀さまの蓮の絵を描かせてもらいました。
だいぶ前から頼まれていたんですが、ようやく完成!
追われていた夏の間は、常にこのことが頭に浮かんでいましたからだと思います。
昔描いていた事を思い出しながらでしたが、なかなか難儀でした。

また描きたい。。

七生報国

【20120527】
Absolute loyalty to one's country. < 七生報国
何度生まれ変わってもこの世(自国)に報いること。
このマークは菊水紋という楠木正成の家紋で、天皇から菊紋を与えられたが、
恐れ多いと水の流れで菊の紋を半分隠したという逸話が残る。
楠木正成の最期に残した言葉「七生報国」の意味は、戦士の精神を表すものだ。
この名刺はかつてはパイロットだった自衛隊員のもので、その精神を受け継ぐために小隊のロゴとしても使用したという。
決して日本だけのものではない「One's country」それぞれの国への忠誠。
いままで、家紋についての逸話について考える事はなかったけど、その隊員から根底に流れる内容を聞くに従い、僕なぞがこの図版を使う(作る)ことは恐れ多いほどの、家紋に流れるバックボーンがあるんだと思った。
この家紋は十分美しいものだと思うけど、これだけでは少し近寄りがたい雰囲気を醸し出しているので、英文をポイントで入れることで、少し柔らかさとデザイン性を入れました。

Magic stove

【20120601】
先日、撮影の小道具として用意したSVEA123R(オプティマス123)。 
最近はアウトドアショップにも置いていないけど、コンパクトで信頼性の高いガソリンストーブの代名詞だったという。
バックパッキングというものに興味があって、リュックを担いでぶらぶらするのが好きだった高校時代、「遊歩大全」という1969年初版の本に出会った。当時は欲しくてもすでに絶版だったので、コンビニエンスストアで600ページもある、活版印刷の本を全ページコピーしたものだ(懐かし〜)。その中で、これに勝るストーブは今のところ無い、と著者のコリンフレッチャーは書いていた。
90年代にはもっと軽くて安全で便利な製品が溢れ、実際にこのストーブをハイキングに持ち出す事は無かった。でも、味わいは抜群で、一連の火を付ける儀式を行った後「シュッシュッ」と不安定な炎を出す様は、人が作った製品だけど、どこか、ストーブにも魂があるような気を起こさせた。(熱くなって触れないとか、ガソリンが漏れるとか、自分にはなかなか扱えなかったけど、、。)
パシフィッククレストトレイル(PCT)、コンチネンタルディバイドトレイル、アパラチアントレイル、数千キロの長い山道を歩くという希望は、このストーブが象徴となり、11年前、PCTのハイライトであるジョンミューアトレイル(の一部)を歩くという夢の実現となった。

米米


【20120521】
梅雨が近づくと水田に水が入り、カエルの声が響いてくる。
時期的にはかなり早いけど中山間部の水田では、この時期、ぼちぼち田植えが始まる。
先日、田植えイベントに参加させて頂き、幅15cmほどの畦(あぜ)を歩きまわった。
この日は、一般参加のイベントだったので田植えの機械が入らず、人の手だけで苗を植え、
大人の笑い声や子どもの奇声が涼しい風の抜ける谷にこだました。
大人は終わった後のビールとバーベキューに、子どもは泥遊びに夢中。
残念ながら飲めなかったけど、田舎っていいなぁ、。と田舎に住んでいるにもかかわらず改めて実感。
種から育った苗床からはがされ、人の手で暖かい泥の中に植えられた苗。
大勢の足跡が残る水田の中で、今のこの瞬間も少しずつ根を広げ、成長している事を考えると
自分が植えていないにもかかわらず、成長を確かめにもう一度行きたくなる。

coffee PKG

【20120516】
ある打ち合わせで、ライターさんからコーヒーのお土産を頂いた。同じ県内で売っているパッケージだけど、
お茶葉の袋を思い起こさせる秀逸なデザイン。福岡から近い三瀬にあるそうなので、ぜひ行ってみたくなった。
いかんよなぁ〜 ネットでばかり買い物したら、、と反省。
これを作ったデザイナーさんが、これを訊いたら嬉しいだろうなぁ。
そんな、人を動かす「力」のあるものを作りたいと思った。
どうもありがとうございます!

pencil

【20120515】
最近、1年間使っていた名刺をリニューアルしようと思い、鉛筆を手にしてハッチングすること数時間。
無心で手を動かして書き進めると学生時代に必死になって描いた記憶が蘇り、懐かしい気持ちになった。
木炭に比べて鉛筆は、線が細いためストロークを多くしないと、遠くから見ても印象が弱いものになる。
油絵を描いていた僕はデッサンに関しては木炭メインだったけど、
ボタッとした墨のような木炭デッサンに比べて繊細なイメージの鉛筆画が僕は好きだった。
無心になって描いてもあんまり進まない鉛筆デッサンは、必死になって描いた後、気付かないうちに出来上がってみえたものだ。
ハイキングに例えれば、必死に登って振り返ると、はるか遠い眼下に歩き始めた谷間が見える感じだろうか…。
そういえば、高校や美術予備校では人それぞれに好みの鉛筆があったと思う。
Faber-Castell、MitsubishiのHi-uni、STAEDTLERがメインどころだっただろう。
すべて高級品で1本200円以上したものだった。
僕はキレイなブルーとギリシャ神話のマルスのロゴが好きでステッドラー派だったけど、
先輩から「日本人ならMade in Japanやろうもん(だろうが)!」と言われ、
あずき色のハイユニを借りて使ったら、意外と書き味が滑らかで気持ちよかった。
それは、漆のような濡れたような塗装で樹脂の飾りがついた日本の最高級鉛筆。カッターで削る際も滑らかで高級感を味わえる。
ただのuniじゃなくてHi-uniじゃなければ味わえない。
久しぶりに高校生の時に使っていて、なかなか捨てられない、ステッドラーの鉛筆を引っ張り出したくなった。

ランチ

【20120514】
外出したので、以前から気になっていた茶屋で団子汁をいただいた。
鹿島市にある茶屋「のみの郷」さん で絶品だんご汁を食べて以来のマイブーム。
今回は、、う〜ん、75点(失礼)。

杯で池を満たすには

ちょうど半年前、Webページを開設して、忘却録のようなページ(nakashima noteとsoejima note)を作りましたが、独自にBlogを作成したため、ページ変更機能がうまくいかず、途中でアップできなくなってしまいました。そこで、過去の投稿をまとめて引っ越しすることにしました。アップした日付が別になるんですが、忘却録なので日付はそのままにします。

【20120513】
不定期にメモ書きや気になった物事を記入していきたいと思います。
以前、大先輩に「杯で池を満たすにはどうする?」と質問された記憶がある。
その答えがトンチ的なものだったか覚えていないけど、僕は「注ぎ続ければいつかは満ちる」と答えた。