2013年4月3日水曜日

90's NY

昔、ニューヨークに住みたかった。

昔の写真を整理していてその中から、
Walter De MariaEarth Roomが出てきました。
これは、Soho地区にある永久保存されたギャラリーで、
部屋の中に土が目一杯、敷き詰められているもの。
当時、美術が好きだった自分にとってとても印象深かったです。
近くに「Broken kilometer」という、1kmの長さの真鍮の棒を
切って永久保存で並べてあるギャラリーもありましたが、
これは工事中か何かの理由でいけなかった記憶があります。
ともかく、こういったものがそのまま保存されるNYアート界の
土壌や寛容さなどが素晴らしいと感じました 。

はじめて訪れたのは10代の終わりでしたが
コンパクトな中に色々なものがギュッと詰まっているダウンタウンの中で
へとへとになるまで歩き回る内に、
いつのまにか飲み込まれていた、街の「自由・寛容さ」は、
ずっと自分の中に強烈な印象として残っています。

Walter De Mariaは世界中に壮大なアートプロジェクトを
残していますが、メキシコの雷が落ちるという作品は
ぜひ見に行ってみたいです。